吉沢亮がロシアンブルーに? 沢尻エリカ主演「猫は抱くもの」 峯田和伸&コムアイもニャンコに変身!
カルチャー
2018年02月01日 23時13分
心に孤独を抱えた元アイドルの女性と、自分を人間だと信じて疑わない猫との関係を描いた大山淳子著の小説「猫は抱くもの」に、「ヘルタースケルター」以来6年ぶりに主演を務めることとなった沢尻エリカとの共演者が、吉沢亮、ロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のコムアイが出演することが決定した。
沢尻がロシアンブルーを抱いたツーショットカットが公開され、今回は吉沢がロシアンブルーを抱いたカットがお披露目された。吉沢自身の髪もロシアンブルーの美しい毛色にみたてたグレーブルーに!
本作は「人の世界」と「猫の世界」、そして「1人の女性の内面の世界」を縦横に交錯させるという大胆な演出手法をとっており、劇中には実際の猫に加えて、擬人化された猫たちが多数登場する。吉沢は沙織の恋人だと思い込むロシアンブルーのオス猫・良男、映画初出演となったコムアイは良男の良き相棒となる猫・キイロに挑戦。
また、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に続き、同局の2019年大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」への出演も決定した峯田が、画家のゴッホこと後藤保(ごとう・たもつ)を演じる。
監督には、「ジョゼと虎と魚たち」を手がけた犬童一心がメガホンをとる。
「監督の犬童さん、脚本の高田さん、そして主演の沢尻さんと、いつかお仕事でご一緒したいと思っていた方ばかりの現場で、僕にとって夢のような空間でした。猫だけど自分を人間だと信じている良男を、人間の僕が演じるという。とにかく素直に、沢尻さん演じる沙織の事が好きでしょうがないという気持ちを大切に演じました。沢山の方に見て頂きたいです。」
「オファーを頂いた時に胸が熱くなりました。犬童監督の演出は、細やかで、こちら側に寄りそって意見を言ってくださって、とても心強かったです。主演の沢尻さんは、目がまっすぐで、嘘がなにもない方。コムアイさんは、動物的で、本当に猫みたいでした。」
<ストーリー>
33歳の沙織(沢尻エリカ)は、かつてアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、歌手としては芽が出ず、全てに嫌気が差して都会から逃げてきた。彼女にとって、唯一心を許せる存在は、ペットショップで売れ残っていたロシアンブルーのオス猫・良男(吉沢亮)だけ。沙織から正直な気持ちを語りかけられていた良男は、いつしか自分を人間だと信じ込み、恋人しての役目を果たそうとするが、次第に“2人だけ”の日常に変化が訪れる。
「この映画に参加して成長できたことを嬉しく思います。猫の映画と聞いて、猫と遊べる!と思って受けたのに、自分が猫の役だったので、実際に猫と戯れるシーンがなかったのは、落とし穴でした。
どこにも通じ、どこにも属さない。猫は、人間と野生を行き来する生き物ですが、特に私が演じた猫・キイロは人間の元で飼われたり、野良として過ごしたり、流れに任せながらも自分で決めているキャラクターです。
吉沢さんは、鋼鉄の男! 芝居がどういう向きでどういう表情に見えるかということをはっきり知っていて、常に完璧な猫・良男でした。いつも引っ張っていただいて、感謝しています。吉沢さん演じる良男は、必死なのが可笑しくて、かわいそうな時も笑えちゃう、チャーミングなキャラクターです。」
「監督の犬童さん、脚本の高田さん、そして主演の沢…
「オファーを頂いた時に胸が熱くなりました。犬童監…
「この映画に参加して成長できたことを嬉しく思いま…
映画概要
【猫は抱くもの】
6月23日より東京・新宿ピカデリーほか全国ロードショー
出演:沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸(銀杏BOYZ)、コムアイ(水曜日のカンパネラ)
監督:犬童一心
原作:大山淳子(キノブックス刊)
© 2018 『猫は抱くもの』製作委員会
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